Amazon Kendra の料金

すべての Kendra インデックスは、ある程度のストレージ容量とクエリ容量を含むベースインデックス容量から始まります。必要に応じて、ベースインデックスにストレージユニットまたはクエリユニットをさらに追加できます (Basic Developer Edition を除く)。インデックスを作成すると、そのインデックス内のストレージ容量またはクエリ容量を使用したかどうかに関係なく、そのインデックスに対して料金が発生することに注意してください。インデックスを削除して料金の発生を停止できます。以下の表は、すべてのコンポーネントの料金を示しています。

• 抽出テキストとは、ドキュメントからテキストを抽出した後のコンテンツのサイズを指します。参考までに、500 語の 1 ページは約 2 KB の抽出テキストです。抽出されるサイズは、ドキュメントのファイルサイズとは無関係です。例えば、サイズが 10MB のパワーポイントには、5 KB に満たない抽出されたテキストが含まれている場合があります。
• クエリユニットは、クエリ API と取得 API 間で共有されます。顧客は、検索拡張型生成 AI アプリケーションには検索 API を使用し、エンタープライズ検索にはクエリ API を使用できます。
• Basic Developer Edition インデックスは、ストレージユニットまたはクエリユニットの追加をサポートしていません
• GenAI Enterprise Edition インデックスの場合、コネクタはインデックスあたり毎月 30 USD の定額料金で請求されます。これには、1 か月あたり最大 500 時間の同期使用量が含まれます。使用量を増やす場合は、サービスクォータを使用して制限の引き上げをリクエストできます。月額料金は、その月にコネクタがアクティブだった時間数に関係なく、インデックス用にコネクタが設定されている各暦月に適用されます。料金は、その月内の使用期間に基づいて日割り計算されません。

コンテンツ管理システムから 15,000 部の医薬品研究ドキュメントのインデックスを作成しています。1 日あたりの検索数には 7,000 件を見込んでいます。ドキュメントの同期化には Kendra の取り込み API のみを使用しており、コネクタのコストは発生しないことになります。us-east-1 にいるとします。GenAI Enterprise Edition インデックスを使用していると仮定すると、月額費用は次のように計算されます。 

例えば、Atlassian Confluence クラウド、Microsoft SharePoint オンライン、Salesforce、Google Drive など、さまざまなソースに分散しているデータを対象に、従業員向けの内部検索と Q&A エクスペリエンスを構築したいとしましょう。データソース全体に 200,000 件のドキュメントがあり、ユーザーベースでは 1 日あたり推定 25,000 件の検索 (約 0.28 QPS) が発生するとします。Kendra GenAI インデックスを作成するときは、ベースインデックス、最大 200,000 件のドキュメントをサポートできる 9 ユニットのストレージ容量、および最大 0.3 QPS の容量をサポートする 2 ユニットの追加クエリ容量をプロビジョニングする必要があります。毎月のコストは次のように計算されます。

マーケティングおよび HR リポジトリにある 150,000 部のドキュメントを検索したく、ユーザーベースが 1 日あたり推定 12,000 件の検索を行うと仮定してみましょう。Kendra インデックスの作成時には、150,000 部のドキュメントをインデックス化する必要があり、これにはコネクタを約 2 時間* 実行しなくてはなりません。リポジトリから新規または更新されたドキュメントを取得するためにコネクタによる同期化を毎日実行して、インデックスを最新に保つ必要もあります。毎日の同期化で 1,000 部の新規または更新されたドキュメントが取得され、各日 30 分間実行されるとすると、コネクタは 1 か月あたり合計で 15 時間実行されることになります。毎月のコストは次のように計算されます。

* 同期時間は、データソースのパフォーマンスとドキュメントの平均サイズに応じて異なります。