ノートルダム大学が AWS Marketplace の N2WS ソリューションを利用して重要なシステムを保護

ノートルダム大学は 176 年の歴史を持つ私立研究機関であり、米国でもトップクラスの宗教系学校です。大学の Office of Information Technologies (OIT) はクラウドファースト戦略をサポートしており、大学のウェブサイトやエンタープライズリソースプランニング (ERP) ソリューションなどの重要なシステムを Amazon Web Services (AWS) で実行しています。

具体的には、同校は 700 を超える Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスと 4 つの Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) インスタンスでシステムを実行し、規制コンプライアンス要件に対応するために機密性の高いワークロードを AWS GovCloud (米国) でホストしています。

OIT は、緊急事態が発生した場合でも、12,000 人の学生、6,000 人の従業員、240 人の IT スタッフのためにシステムが稼働し続けるようにする必要がありました。これを実現するために、OIT は N2WS Cloud Protection Manager を実装しました。これは、AWS Marketplace で購入できるバックアップソリューションです。Cloud Protection Manager は、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) に保存されているスナップショットを復元することで、Amazon EC2 インスタンスを数秒で復元します。

AWS Marketplace の N2WS を利用することで、ノートルダム大学は停止からの保護が強化され、これまで手作業でのデータバックアップにかかっていた時間を最大 25% 削減することができるようになりました。最近、OIT アプリケーションチームが本番サーバーにパッチを適用したところ、2 週間後には問題が発生しました。エンジニアは、コンソール上のスナップショットの説明を見るだけで、簡単に問題の場所を特定することができました。ノートルダム大学のシステムエンジニアである Aaron Wright 氏は、「オンプレミスであれば、1 時間以上かかることもあったでしょう」と語っています。「N2WS Cloud Protection Manager を利用することで、5 分で完了しました」。

同大学は、クラウドファースト戦略の実装により多くの時間を費やせるようになりました。また、アプリケーションのパフォーマンスにもさらに重点を置くことができるため、学生と教職員は教育エクスペリエンスに完全に注力できます。

N2WS (Veeam のグループ企業) は、Amazon EC2、Amazon RDS、Amazon Redshift、Amazon Aurora、DynamoDB のバックアップ、リカバリ、ディザスタリカバリソリューションを提供しています。